立憲民主党や共産党、市民団体などが統一候補の擁立に向けて2月に設置した選定委員会は、 都知事選出馬を表明した蓮舫(れんほう)参院議員(立憲・東京選挙区)を、市民と野党の共闘候補に決めました。
日本共産党の小池晃書記局長は会見で「裏金づくりと暮らし、憲法破壊の自民党政治に審判を下す選挙」と述べ、 現都政について「2年間で48億円もの金をプロジェクションマッピングに使う都政ではなく、 都庁に食料を求めて並ぶ人が出ない都政の実現を正面から掲げ、頑張り抜きたい」と表明しました。
立民の手塚都連幹事長、前都知事候補の宇都宮弁護士、前川元文科事務次官らが都政転換への決意を語りました。
蓮舫氏は出馬表明で「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい」という国民の声は 「はっきりしている」「その先頭に立つのが私の使命」と述べ、 都議補選などで自民党を応援してきた小池百合子都知事を批判しました。 「反自民党政治、非小池都政のオール東京に共鳴して下さる一人でも多くの皆さんの支援を頂きたい」と述べました。