文京自治問題研究所が主催した、都市マスタープランの勉強会に参加しました。(その1)
他の行政事案と同じくパブリックコメントを受け付ける体制になっていますが、 パブコメを出すには相応の学習が必要なので、 あらかじめ時期を知って準備をしなければ、と思いました。
文京区は歴史資産が豊富な地区で、マスタープランもそれを強く意識していますが、
「歴史を生かした」という文言を以前より弱めたい(より開発に重点を置きたい)意向も存在するらしく注意が必要です。
また、神社仏閣や偉人だけが歴史ではありません。
TVなどでは、江戸期の下町では無い地域でも「下町の雰囲気」などと濫用していますが、
それは個人商店が織りなす商店街と庶民を指す場合が多いように見えます。
再開発はそれらを衰退させる危険を常に持っています。
今の姿が変わらずに残る訳では無いにせよ、
短期の経済合理性を最優先してしまうと、豊かでは無い画一的な再開発になると危惧します。