文京区のシビックセンター(高層棟は築29年、ホール棟は築24年)の改修がどんどん進んでいます。シビックセンターには竣工から29年で1390億円・年平均48億円の税金がかかっていて“金食い虫”の実態があります。今後の改修は建設費が高騰しているのですから、このまま残りの大規模改修100億円に突き進むのでなく、いったん停止し最小限の改修に留め先延ばしできる箇所は先延ばしするなどの、方針変更と区民説明会が必要です。
10月の決算委員会では、本駒込図書館のバリアフリートイレが5年間故障したままと判明し、9月には不忍通りふれあい館の上水ポンプが故障する事故も起きています。シビック改修計画が「区民施設優先」というなら、本駒込図書館や不忍通りふれあい館等の大規模改修を行うべきです。
また、公衆・公園等のトイレ整備計画は「だれにでも優しいトイレ」を看板に2017年~2020年の4年で53か所の整備をすると示しましたが、千駄木公園や駒込公園のトイレなど21箇所が完了していません。